【貧乏になる行動】「定期預金」は目的を間違えると危険です

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【貧乏になる習慣】「定期預金」は目的を間違えると危険です

物価は着実に上昇している

世の中の物価は着実に上昇しています。

例えば東京ディズニーランドのチケットです。※2020年現在

創業当時に比べ約2倍も物価が上昇しています。

また、より身近な例で考えてみます。

某人気清涼ドリンクである「な○ちゃんオレンジ」で考えてみましょう。

どうでしょう。

値段は変わっていません。

一方で容量が変わっています。

これは「シュリンクフレーション」と呼ばれ、商品の価格は変わらないままその内容量が収縮していくことで、高くなっていないと思わせる経済現象が起きている例です。

このように、私達が気づかない間に物価は上昇しているのです。

なぜ「定期預金」は貧乏になる行動なのか

「預金」と「定期預金」の金利について

皆さん「預金」と「定期預金」の金利はご存知ですか。

金利は以下のようになっています。

「定期預金」は「預金」した場合に比べ、10倍の金利が付きます。

つまり、運用の観点で見ると「預金」よりも「定期預金」の方がお得です。

この観点で見ると「定期預金」は良い運用手段のように思えます。

ちなみにバブルの時期の金利は6.08%でした!ヮ(゚д゚)ォ!

ここで、「72の法則」について考えてみましょう。

72の法則

皆さん、72の法則はご存知でしょうか。

この法則は以下の数式によって成り立っています。

「72÷金利=年数(現在保有している資産が2倍になる年数)」

この法則で考えると、以下のようになります。

上記を見ると分かる通り、預金を行った場合に資産が2倍になるまでには約7万年かかります。

ドラキュラでもない限りは死んでしまいますよね。(^_^;)

また、預金よりは良い!と思われた定期預金も約7千年かかります。

定期預金も到底生きてなんていられませんね。(´;ω;`)

一方、バブル時代の預金効率で計算すると、たったの12年です。笑

「定期預金」の金利は物価に追いつけません

日本銀行は現在、国内の物価上昇率を「2%」にすることを目標にしています。

現在は下降傾向にありますが、バブル期は物価上昇率が「1%」だったと言われています。

もし仮にこの目標が実現した場合の「金利」と「物価」のシミュレーションをしてみましょう。

例)

現在100万円の価値がある宝石があります。

また、あなたは定期預金に100万円を預けています。

10年後にはそれぞれいくらになっているでしょうか。

金利は0.01%、物価上昇率は2.0%です。

いかがですか。

今は100万円で購入できる宝石は10年後には121万9千円に物価が上昇しています。

一方で現金はたったの1千円しか運用益を得られていません。

両者は10年後には約22万円の差額が生まれ、宝石は購入できなくなってしまいました。

これは子供の学費や老後の生活費など、全てに共通します。

将来必要な資金は定期預金で備えるだけでは不足する可能性があります。

なぜなら日本経済は物価を2%上昇させることを目標に動いているからです。

お金の使い方は遺伝する

皆さんは「貯蓄をしなさい」と言われた経験はありませんか。

あるいは「お金を貯金するためにも定期預金を始めなさい」

なども聞き覚えがありませんか。

先述したようにバブル時代と現在の預金効率は全く異なります。

定期預金もまた然りです。

バブルの時期において、預金や定期預金は効率良く資産を増やす方法の一つでした。

一方で現在は、預金だけでは資産形成には不十分な時代です。

今度は皆さんが、「投資は当たり前」という新たなお金の使い方を遺伝させていく必要があります。

定期預金の適切な活用方法とは

定期預金は将来必ず必要となる資金を、最低限確保する目的で活用するのが良いと思います。

人生にはライフイベントが発生します。

例えば、結婚、マイホームの購入、子供の進学などなど。

資産形成には投資が不可欠ですが、短期的な目線で見た場合には元本割れのリスクも存在します。

つまり、保有資産のすべてを投資にまわしてしまうと必要な時に資金が足りないといった事態も起こりえます。

先述したように日本の物価は今後少なからず上昇していく可能性がありますが、定期預金には元本割れのリスクは有りません。

そのため、想定するライフイベントに最低限必要な資金は定期預金で積み立てること。

並行して余剰金を投資に活用する。

上記のような活用が理想的な資産形成の方法であるとまさろうは思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

物価上昇と金利の観点から、定期預金の活用と資産形成について考えてきました。

定期預金は大いに資産形成に活用できるものです。

一方で、保有資産を定期預金に投入することに傾倒してしまうと得策とは言えません。

投資や定期預金は、目的を明確にしたうえで適切に活用をしていくことが重要です。

ぜひ金融知識を活用して、人生を更に輝かせていきましょう♪

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人
まさろう

金融機関>コンサル
3種の異なる業界を経験した普通のサラリーマン。

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